堂脇 めぐみ 自己紹介へ

解体してからわかること(左官補修が必要な時)

2024/07/09(火) 現場日記堂脇 めぐみ

リフォームで想定外のことが起こることの一つに、 「解体すると部分的に躯体の状態が悪い」ことがあります。

よくあるのが、間取り変更(壁の位置を変える)を伴うリフォームで、押入れやクローゼットだったところを解体した

後の状態が悪い場合です。

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左側の白い部分は元々居室だったので、きれいにしごかれた直壁にクロスが貼られていました。右側はクローゼットだったので内部は板張り仕上げだったため、躯体はしごかれておらず、ビス打ちの跡でボコボコになっています

※しごく・・・モルタル材を薄く塗りつけること

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そこで平滑にしてクロスが貼れるように左官しごきを入れました。

 

古いマンションの場合、解体して間仕切壁を取ると、スラブのモルタルの表層面がボロボロに砕けてきたこともありました。

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こんなに豪快にぼろぼろ砕けたのは初めての経験でした

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平滑にして直貼り遮音フローリングが貼れる状態にしました。

 

レベルが悪い場合もあります。部屋の床の水平を測った時、数ミリの違いは普通にありますがリフォーム後に取り付ける(水平)のものに影響を及ぼすほどレベルが悪い場合は何とかしなければいけません。

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元々壁だったところに、上吊り引戸を取り付けるのですが、1cmぐらい違いがあったので、開閉に支障がない程度にモルタル増し打ち、慣らしをします。

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地道な作業です。目で見ても分からないレベル。この微妙な不陸調整は左官補修でないと難しいです。

 

このように、大規模な(間取りが変わる)マンションリフォームでは、左官補修が必要な場面がよくあります。

見積に入っていないから・・と、「なりで」仕上げられたら嫌ですよね?

「なんで言ってくれなかったの?言ってくれたら追加作業依頼したのに・・・」

と仕上がってから後悔しても、そこから直すとなると大変なことになります。

解体後はいつもドキドキ!計画通りの内容で行けるか。問題があればどうしたら一番最善か。

即座に現場監理と職人さんと作戦会議した上で、お客様とも話し合います。

 

アンビアンスが大事にしていることの一つ。3者(お客様・職人・アンビアンス)でいいものを作り上げていくこと。

これからも精度と満足度を上げて行きたいと思っています!


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