酒井 建太 自己紹介へ

切れっぱしクラブ 第㉙弾!

今回は試作中の小物を紹介致します。

特殊な構造体なので、その構造の理屈を紹介・説明をしたいと思います。

 

その特殊な構造体とは『テンセグリティ構造』というものです。

この構造体を具現化した小物を試しに作成しています。

『2本のヒモ』と『1本のチェーン』だけで支えている奇妙奇天烈な構造体になります

なんで浮いてるの? と眉をひそめますよね 

(ΦωΦ)摩訶不思議

 

このテンセグリティ構造は『力のモーメント』を応用した構造体になります。

もう少し意味をかみ砕くと『支点、力点、作用点のそれぞれの力が釣り合っている状態』という事です。

『2本のヒモ』がバランス(回転しないように)を保つ役割

『1本のチェーン』が力(重力、荷重)を支える役割

それぞれの役割がある力の作用を均等にすると、このように非接触でも部材同士を支える構造体になるのです。

この構造体を考えついた人はとても変人で賢い人だと思います。

 

 

 

 


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