堂脇 武 自己紹介へ

マンションリフォーム 床(フローリング)編

本日はマンションリフォームでは欠かせない床(フローリング)工事についてお話をしたいと思います。

マンションの”フローリング”床工事には、大きく二つございます。

関西で一般的に多いのは直貼りフロア⇒床に直接ボンドなどで貼るモノと関東に多いのは二重床と言われる床を上げてフローリングなど仕上げの床材を貼る方法がございます。ここで気を付ける大事なポイントは、”どんな仕上げ材を使用するのか?”下階への騒音トラブルがございます。そこで分譲マンションでは管理規約などで遮音等級など規制をかけています。

マンションの二重床の構造

マンションの直貼りの構造

 

連休明けから始まるリフォーム工事で採用した”二重床”のメリット・デミリットについてお話をしたいと思います。

先ずメリットとしては、床を上げることで水廻り位置変更がやりやすくなります。例えばキッチンですが、壁付けのキッチンをアイランド型への変更も容易です。あと設備配管類のメンテナンスのしやすさがあります。 床の要所要所に点検口や掃除口を設けることで、設備配管類の日頃のお手入れや交換が容易になります。また、二重床で遮音性能をクリアする事が出来、仕上げの床材を自由に選べます。無垢のフローリングなども可能となります。さらに、段差解消も実現出来ます。

既存キッチンの位置

キッチンの位置をここまで変更可能です

 

ただデメリットとしては、床を上げることで天井高が低くなります。お客様の中には圧迫感があると敬遠される方もいらっしゃります。

またマンションリフォームでは天井高はそのまま確保して、床の貼り替えを希望される方も多くいらっしゃいます。

この場合、床暖房があるのか?ないのか?で施工方法が異なります。弊社は10年ほど前まで床暖房がある場合は、床暖パネルもすべて交換を進めておりました。ですが大手ゼネコンさんの施工を拝見し、床の専門業者が存在している事、ある程度のリスクはあるものの床暖パネルを残して施工できることを学びました。しっかりと検査を行った上で床暖パネルを残した上で施工を行っており、価格も工期も抑えらるようになりました。施工方法も日々学びです(^^)

 

 これは既存のフローリングを捲っている動画です!一枚一枚丁寧に作業を進めていきます。

床暖パネルを傷つけない等に捲ります

床暖パネルに銀テープを貼りこの上からフローリングを貼ります

 

 

床暖の作動点検も行いこれで完成です!


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