街の動線と共存する

工事前

工事前の店内の様子。
以前シュークリーム屋さんだったこの場所が新たに生まれ変わります。

Okaffe bar & dolce
Okaffe kyotoのイタリアンバール＆スイーツの店
2024年8月上旬OPEN予定
@okaffe.kyoto
@okaffe.roasting.park
下京区上柳町 315-11

インスタもご覧ください^_^
https://www.instagram.com/okaffe.bar.dolce?igsh=a2dsaXhiczhoMWky&utm_source=qr

いよいよ工事が始まります

今回は、設計士さんと一緒に作り上げて行きます。
【街の動線と共存する】
何度も寄りたくなるような居心地の良い空間には、"場所とのかかわり"が感じられる。
例えば、目の前に広がる美しい景色を堪能できたり、賑やかな都市の道端で一呼吸つける自由な場所であったり、日常と引き離された空間は、コーヒーを楽しむ間、自分自身がその場所に溶け込んで行くような安心感がある。今回新しくお店が生まれ変わるとこで、「街の動線と共存する」場所が作れないかと考えた。北側と西側の両面を路地とのバッファゾーンとして捉え、角地の利点を活かしたカウンターの配置にすることで、内部と外部が緩やかにつながることを目指した。

店内養生

解体に伴いコンクリート土間を先ずは養生して行きます。土間とはいえ再利用する予定で、出来る限り汚れや傷を最小限に抑える為です。

解体工事

今回のプランに合わせて、必要な解体をして行きます。先ずは、北側に窓を取付る為壁面の解体から始まりました。

解体工事

一気に外部の建具も離脱、解体して行きます。

解体工事

本日はここ迄^_^
必要な壁と天井の解体完了！

解体工事2日目

北側壁面の下地材を一旦全て撤去し、窓開口の位置や寸法を決め、再度下地組をして行きます。

解体工事2日目

天井の梁や2階の床板を魅せる為磨きました。いい感じに映えます^_^

作戦会議

ある程度解体が進んだところで、設計士の永田さんと現場で大工棟梁酒井と打ち合わせ中。補強の方法や納め方など検討し、今後の方向性を決めて行きます。

大工の墨出し

図面に合わせ、土間に墨壺で線を引いて行きます。実際の寸法と図面との誤差を確認しつつ納まりなど一つひとつ確認して行きます。

大工工事ー天井組

墨出しも終わり、本格的に厨房との仕切り壁や本天井の下地組がスタートしました。

大工工事ー間仕切下地

天井下地に続き、厨房との間仕切壁の下地が出来ました。

躯体補強

窓の開口に合わせ、柱の補強作業。
更に金物も併用して、既存の柱と梁の補強を行いました。

モルタル補修

土台部分のモルタル補修も同時に行いました。

大工工事ー躯体補強

本日は、解体後の構造の補強作業中心の作業でした。

大工工事ー窓開口補強

窓の開口に合わせ、補強と木下地組を行っています。解体後の仕様の変更や窓枠の高さ変更なども実際の現場で確認してもらい進めています。

大工工事ー造作

バックヤードの固定棚を設置。強度とデザイン性を考え埋め込み仕上げにしてます。

大工工事ーハイカウンター

ハイカウンターの下地が徐々に出来上がって来ました。アール部分の下地はベニヤを600Rでカットして形を作ります。

大工工事ーRカウンター

ハイカウンターのR部分を作成中。特製の道具を作り設計図面に合わせてカットしてます。

大工工事ーカウンター造作

カウンターの全貌が見えて来ました^_^
そして骨組みの間に配線工事も同時に行います。

大工工事ー棚板設置

棚板兼飾り棚を設置しました。壁に埋込為に、壁を仕上げる前に取付しました。

大工工事ー造作棚

造作壁に埋込の棚板を設置しました。

大工工事ー市松貼り

吊り天井の仕上げにベニヤを市松模様に貼って行きます。更に底目地仕様で仕上げ、また変形しているので大工2人がかりの大仕事です。^_^

大工工事ー窓枠加工

今回は、外側に3枚の引込み窓仕様。枠の補強の為に金物で補強します。

大工工事ー窓枠取付

3枚引込みの窓枠を取付ました。外部の窓になる為、敷居にはステンレス製の丸戸車を採用します。

大工工事ー構造組

折れ戸の開口枠構造作業中！

大工工事

室内窓枠開口補強

最終確認！

アンビアンス棟梁の酒井と設計士の永田さんと納まりについて現場で打ち合わせと確認をしました。

塗装工事

塗装工事が始まりました！

大工工事ーカウンター造作

天板は人造石研ぎ出し仕上げ！
人造石研ぎ出し仕上げとは、主にセメントと種石を混ぜ合わせたものを塗りつけ、硬化のタイミングをみて、砥石や研磨機、グラインダーで研ぎ出す工法です。研ぐことで水磨きのようなピカピカな石の肌を出しますが、ワックスなどを塗って更に光沢を出すこともあります。仕様部位は床・巾木・手すりや流し・カウンター天板などに用いられます。

大工の手仕事

大工ので仕事に欠かせないのがノミなどの道具。常にいつでも使える様に準備しているか？職人の日頃の手入れ、仕事に対する姿勢が問われる瞬間です。

土間ハツリ

配管工事前の土間ハツリ作業。

給排水工事

設備機器の配置に合わせて、埋設する給排水配管と電気の配管工事を行いました。

塗装工事

下地のパテ作業です。下地処理がもっとも重要で仕上がりが左右されます。いつも丁寧に仕上げてくれる関口さんの腕の見せどころです、^_^

造作家具製作

造作家具が搬入され、現場で微調整して無事に納めました。

納まりました^_^

ショーケースがスッキリ納まりました！いい感じで仕上がって来てます。

カウンター研ぎ出し

ハイカウンターの天板の仕上げは左官の研ぎ出しです。この研ぎ出しとは？
自然石の風合いを再現した仕上げであり、種石の選定によって存在感や格のある独特のテクスチュアが得られる。工程が多く手間と工期がかかるため、近年では施工される例も決して多くはないが、しっとりと落ち着いたそのたたずまいは、品格を備えた仕上げ工法として、再び見直される価値が十分にある。と言われる仕上げです。
先ずは、下地処理から、、、

カウンター研ぎ出し②

下塗り完了です！

左官工事

折れ戸のレールを埋め込んでます。

塗装工事

外部の窓枠の塗装を行ってます^_^無茶苦茶赤です。

左官工事

漆喰壁の下地処理の下塗り作業中。今回の漆喰はコーヒー豆の粉を混ぜた仕様。果たして上手く行くのか？新たな挑戦です。

板金加工

外付けの窓枠に、劣化を防ぐ笠木加工を施しました。

塗装工事

店内壁面の塗装も進んで来ました！仕上げ工事進むにつれて、期待感が高まります^_^
設計士さんの意図をカタチにすべく、打ち合わせを繰り返しながら一つ一つ丁寧に仕上げて行きます。

タイル貼り

今回は、レンガ調のタイルで、メーカーは国代耐⽕工業。従来のタイルとは違い、agorabrix特有の強還元焼成による独特の表情豊かなタイルに仕上がっています。タイル1枚ごとに異なる発色を持ち、趣ある素材です。いい感じに仕上がってます^_^

研ぎ出しー人造石

人造石研ぎ出し仕上げとは主にセメントと種石を混ぜ合わせたものを塗りつけ、硬化のタイミングをみて、砥石や研磨機、グラインダーで研ぎ出す工法です。研ぐことで水磨きのようなピカピカな石の肌を出しますが、ワックスなどを塗って更に光沢を出します。

人造石研ぎ出し

磨き上げた上にワックスを塗って更に光沢を出します。

建具納め

本日は、建具が入りました。現場で建て合わせや内鍵取付など取付て行きます^_^
因みに、中は透明ガラスが入りますので仕上がりの雰囲気が随分変わると思います。

いい感じで仕上がってます！

カウンター天板の人造石研ぎ出しとレンガ風タイルの相性な抜群です^_^

漆喰壁

今回は、コーヒー豆の残りカスを集めて漆喰に混ぜてみました。

漆喰壁-2

コーヒー豆の粉が、表面に出るように一手間かけ浮き出るようにしてます。中々の仕上がりになってます。微妙なタイミングで拭き取るそうですが、検証を重ねてやっと辿り着いた工法のようです。

左官工事

トイレの手洗いカウンターは、モールテック仕上げです。薄塗りもでき、強度もあるこの材料を採用してます。

左官工事ー2

トイレ手洗いキャビネットの扉もモールテックス仕上げです。良い風合いに仕上がりました。

人造石研ぎ出し

最後の仕上げワックスかけ。ワックスを塗布した後にまた機械で磨いて行きます。

塗装工事

塗装も最終段階の外壁塗装です。既存の色に合わせて仕上げて行きます。

完成間近！

内装造作はほぼ完成し、来週から設備機器の取付など仕上げ作業に入ります。

トイレ手洗完成

手洗いボウル、壁付け水栓を取付ました。
①カグダイの手洗いボウル　493-274-W
②カグダイの水栓　722-004

ほぼ完成^_^

6月5日に始まった工事もいよいよ明日で無事に完了します。

完成しました②

約2ヶ月に及ぶ工事も無事に完了^_^
okaffe bar&dolce
いよいよ8月にオープンです！

完成しました①

サインが付きました^_^

バッチリ👍　いい感じです^_^、

オーナーバリスタ　岡田 章宏さん

「ジャパンバリスタチャンピオンシップ2008-2009」優勝など数々の実績の持ち主。
エスプレッソ、バリスタに興味を抱き、2004年小川珈琲入社。イタリア・日本のバールで修行を積み、チーフバリスタとして後進の指導やセミナー講師として全国各地で活躍。カウンターでのホスピタリティあふれる接客に人気が高く、“バリスタ界のエンターテイナー”として、国内外から注目を集める。
小川珈琲を退社し独立、2016年11月に京都四条烏丸に珈琲専門店 “Okaffe kyoto” をオープン。カウンターでの接客の傍、テレビ出演や学校での公演、イベント、セミナーなどで珈琲文化を発信し続ける。

エスプレッソマシーンの試作中

オーナー自ら試作中です